GAS(Google Apps Script)でできること|Geminiと組み合わせる前に知っておきたい基本

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GASでできること|Geminiと組み合わせる前の基本
この記事の結論

GAS(Google Apps Script)は、GmailやスプレッドシートなどのGoogleのサービスを、プログラムで自動で動かす仕組みです。Googleアカウントがあれば、ブラウザだけで使い始められます。

  • 得意なのは「毎回同じ手順でくり返す作業」の自動化
  • 決まった時刻に自動で動かすこともできる
  • Geminiと組み合わせるのは、まず基本の自動化を試してからが安全
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この記事を書いた人:DXの中の人

確認日:2026/10/17/ITやDXに関わる会社員。機能や仕様は公式情報で確認しています

「毎週同じ集計をしている」「決まったメールを何度も送っている」。そんな作業を減らしたいときに候補になるのがGASです。この記事では、プログラミングに詳しくない人向けに、GASでできることと始める前に知っておきたい注意点を整理します。

目次

GAS(Google Apps Script)とは

GASは、Googleが提供しているプログラムの実行環境です。JavaScriptをもとにした書き方で、Gmail、Googleスプレッドシート、Googleドライブ、Googleカレンダーなどを操作できます。専用のソフトを入れる必要はなく、ブラウザの中でプログラムを書いて、そのまま動かせるのが特徴です。

GASでできることの例

サービス自動化できることの例
Googleスプレッドシートデータの集計、別のシートへの転記、表の整形
Gmail条件に合うメールを探す、ラベルを付ける、下書きを作る
Googleドライブファイルの一覧を作る、決まったフォルダに整理する
Googleカレンダースプレッドシートの予定をカレンダーに登録する
Googleフォーム回答があったら、担当者に通知する

さらに、トリガーという仕組みを使うと、「毎朝9時に実行する」「フォームに回答があったら実行する」のように、人が操作しなくても自動で動かせます。

自動化に向いている作業、向いていない作業

向いている作業
  • 手順が毎回同じ
  • 週に何度もくり返す
  • Googleのサービスの中で完結する
  • 多少遅れても大きな問題にならない
向いていない作業
  • 毎回、人の判断が必要
  • 年に数回しか発生しない
  • ほかの社内システムとの連携が必須
  • 止まると業務に大きな影響が出る

始める前に知っておきたい注意点

  • 実行回数や時間に上限がある:1日に送れるメールの数や実行時間などに上限があり、アカウントの種類で変わる。公式の「割り当て」のページで確認する
  • 会社のルールを確認する:会社のアカウントでは、管理者がGASの利用を制限していることがある
  • 最初はテスト用のデータで試す:本番のメールやファイルで、いきなり試さない
  • メールの自動送信は慎重に:まずは「下書きを作る」までにして、送信は人が行う
  • 作った人がいなくなっても分かるようにする:何をするプログラムか、メモを残しておく

Geminiと組み合わせるときの考え方

GASからGemini APIを呼び出すと、「問い合わせメールの内容を読んで分類する」「返信の下書きを作る」といった、文章の判断を含む自動化もできるようになります。ただし、Gemini APIの利用には料金や利用上限があり、APIキーの管理も必要です。

いきなりAIを組み込むより、まずはAIなしの自動化(集計やラベル付け)を1つ動かしてみるのがおすすめです。仕組みに慣れてから、AIの判断を加える方が、問題が起きたときに原因を見つけやすくなります。

  1. 自動化したい作業を1つ決める週に何度もくり返し、手順が決まっている作業を選ぶ
  2. AIなしで自動化してみるテスト用のスプレッドシートやメールで動きを確かめる
  3. AIの判断が必要な部分だけ加える料金・上限・情報の扱いを確認してから、下書き作成などに限って使う

まとめ

GASは、Googleのサービスでくり返している作業を自動にできる、身近な道具です。上限や会社のルールを確認し、テスト用のデータで小さく試すところから始めましょう。

参考にした公式情報

情報は2026年10月17日時点のものです。上限や料金は変わることがあります。

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